初めまして。大分ボルダリングクラブ代表の片島です。

「クライミングってどんなスポーツだろう？」「自分に合ってるかな？」そんな気持ちでこのページを読んでくださっている方も多いと思います。

　ボルダリングは、子どもたちが夢中になれるスポーツです。
もちろん上手・下手はありますが、いちばん大切なのは“登ることが楽しい”という感覚です。この気持ちさえあれば、何も心配はいりません。

　私自身、18歳でロッククライミングを始めて以来、ずっと夢中で登り続けています。なぜここまで長く熱中できたのか。
　その理由を考えると、ボルダリングそのものの面白さに加え、真剣に続ける中でたくさんの出会いがあり、それが自分の人生を豊かにしてくれたからだと感じます。​その一つとして13年前には「大分県ボルダリング協会」を立ち上げ、ボルダリングの愛好者のための組織を作りました。そして現在も会長を務めています。

　

　自分の3人の子どもたちにボルダリングを教える中で、「この楽しさを次の世代にも伝えたい」と強く思うようになり、自宅に小さな施設を作って教室を始めたのが、ボルクラの原点です。今では多くの子どもたちが集まり、毎日笑い声の絶えない場所になりました。
　子どもたちは本当に可能性にあふれています。大人が想像する以上のスピードで吸収し、考え、成長して、自立しいくのです。

　

　私たちが大切にしているのは、「それぞれの感性や特徴を持った子どもたちみんながボルダリングを楽しむこと」そして「成長する力を身につけること」です。ここでいう“成長する力”とは、誰かに「頑張れ」と言われて頑張ることではなく、自分の中から湧き出る「もっと上手くなりたい」「やってみたい」という気持ちを、自ら楽しめる力です。

　この力を身につけた子は、ボルダリングに限らず、将来どんなテーマにも前向きに挑み、楽しみながら乗り越えていける。
それこそが「ボルダリングを通して人生を豊かにする」というテーマの、一つの答えだと思っています。

　私たち大人にできることは、子どもたちが「やりたい」と思う気持ちを心から認め、「君の頑張りを応援しているよ」と言葉や態度で伝えること。それだけで子どもたちは驚くほどの力を発揮します。

　子どもたちを変えるのは“環境”です。頑張るための場所ではなく、頑張っていることが楽しいと思う仲間や指導者が集う場所です。私たちは全力でその環境をつくります。自分の力だけでなく、信頼できる指導員や専門家と力を合わせ、より良い場所を育てていきます。

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　子どもたちの無限の可能性と成長のために
一緒にボルダリングを始めてみませんか？

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